♯21【簡易トイレ】

ブログのアクセスありがとうございます。防災入門メモブログのレスキュー侍です。

※いつ起こるかわからない防災に対応できるように必要な物や役に立つ情報をいろいろ勉強・調査してメモをする感覚で更新していくブログになります。情報に誤りがあることはないように心掛けますが、至らぬ点など出てくるとは思います。ご了承ください。

 

〇商品紹介

今回紹介する防災アイテムは、「簡易トイレ」です。

排泄は「ヒト」の生理現象なのでトイレに行きたくなるのが当たり前です。大規模な災害が発生したときも例外ではありません。ですが災害時に自宅トイレや避難先のトイレが通常通りに使えるとは限りません。

停電や断水によるトイレの流水の停止、避難時の道路渋滞、災害による道路不通で仮設トイレの設置ができない等、災害時は速やかにトイレが使えるということは期待できません。

ちなみに大災害時のライフライン復旧の目途は以下の通りです。

・電気:約1週間

・水道:約1~3週間

・ガス:約2~5週間程度

最短でも一週間みなければなりません。確実に「簡易トイレ」を備えておきたいですね。

 

・『トイレの女神PREMIUM 簡易トイレ』(株)ウィズキュリオス

水も電気も不要です!気密性の高いアルミパッケージを使用し、「最長15年」の長期保存が可能な抗菌成分入りの凝固剤で固めます。抗菌と消臭を同時に行うので排せつ物のニオイ対策もばっちりです。

防災士」が監修した使いやすい排便袋で可燃ごみとして処理することも可能です。全て日本の工場で製造された品質の高い商品となっています。

 

・『ポイレ 簡易・携帯トイレ用凝固剤 』(一社)ハッピーヒューチャー

こちらの商品も「15年保存可能」なアルミ製パッケージに凝固剤が封入されています。もちろん大便にも使用可能な、水なしで処理できる非常用簡易トイレセットになります。3人で5日分を目安とした、緊急用、災害用、非常用の商品となっています。シンプルなデザインとコンパクトなパッケージで備蓄には最適です。

 

〇豆知識

災害時はマンホールをトイレとして活用!?

340の地方公共団体で、約 24,000基のマンホールトイレが整備されています ( 平成 27 年度末時点 )。下水道管路にあるマンホールの上に下記のような簡易な設備を設け、トイレとして利用します。

※【国土交通省HP】より引用

東日本大震災熊本地震の時にも設置されました。災害時だけでなくイベントの時などにも活用されているそうです。

 

〇最後に                                                                        

排泄は生理現象なのでたとえ災害時でも待ってくれるものではありません。どんな状況だろうと考えなくても必ず「その時」は来ます。「トイレに行きたくないから飲食を控える」ということをすると体調を崩し「エコノミークラス症候群」を発症する恐れもあります。確実な健康管理の為にもトイレの確保は重要です。これを機に「簡易トイレ」の備蓄を検討してみてはいかがでしょうか。

 

次回→#22【笛】