#16【えいようかん】

ブログのアクセスありがとうございます。防災入門メモブログのレスキューさむらいです。

※いつ起こるかわからない防災に対応できるように必要な物や役に立つ情報をいろいろ勉強・調査してメモをする感覚で更新していくブログになります。情報に誤りがあることはないように心掛けますが、至らぬ点など出てくるとは思います。ご了承ください。

 

〇商品紹介

今回紹介する防災アイテムは「防災食シリーズ」になります。これまで3回ほど主食としての防災食を紹介してきました。ですが今回紹介するのは「お菓子」です。非常時用に開発されたお菓子も種類が豊富です。備える防災食の選択肢に「お菓子」も入れてみてはいかがでしょうか。

 

数ある中から今回はまず「えいようかん」です!

「えいようかん」は手軽にカロリー補給ができる非常食です。もちろん、保存期間も長く商品によっては製造日から5年ほどもちます。以前ご紹介した「備蓄水」などと合わせて備蓄しておくこともおすすめです。

 

・『えいようかん』(株)井村屋

パッケージの裏面には、災害伝言ダイアル「171」の使用方法が記載してあり、緊急時に食用以外でも役立つ工夫がされています。また、ホログラムもついており暗闇でも見つけやすい仕様になっています。「えいようかん」はコンパクトサイズで場所をとらないので手軽にリュック等に入れておけます。アレルギー物質も不使用なのでより多くの人にお楽しみいただけます。

 

・『チョコえいようかん』(株)井村屋

井村屋の「えいようかん」シリーズのもう一つのラインナップです。

 

〇豆知識

「ようかん」はもともと羊の肉を煮込んだ料理!?

「ようかん」は漢字で「羊羹」と書きます。「羊」は動物のひつじのこと、「羹」は「あつもの」といって熱い汁物のことを指す字です。

「羊羹」の歴史は古く、1500年以上も前に遡ります。もともと「羊羹」とは、中国大陸で羊の肉を煮込んだスープのような料理でした。熱々の汁物としてだけでなく、冷えて肉のゼラチン質が固まって煮凝り状態になったものも食べられていたようです。

そしてこの料理が、鎌倉時代から室町時代に「禅宗」によって日本にも伝えられました。ですが、「禅宗」では戒律によって肉食が禁じられているため、羊肉の代用として小豆を入れて調理していました。これが現在の日本の「羊羹」の起源であり、甘いお菓子となった理由だと考えられています。

※参考【wikipedia】【Rinto脳にもっと栄養を!明日誰かに話したくなる和菓子雑学の世界】】

 

〇最後に                                                                    

今日では多くの企業が豊富なラインナップの防災食を商品開発し、販売しています。災害大国の日本だからこそ、企業が力を入れて取り組んでいるのかもしれませんね。お菓子のような防災食は緊急時に緊張や不安が続く中で、気持ちを安らがせるのに良い、ちょっとしたアイテムになります。今後も防災食を紹介していきますので、ブログのチェックをお願いします。

 

次回→#17【防犯ブザー】